マイナンバー制度の概要

マイナポータルとは何か?

マイナンバー制度ではマイナポータルという情報開示システムが運用されます。

マイナポータルとは何か?

マイナポータルとは、マイナンバー制度で「行政機関の間で、どのような情報が授受されているか」を本人が確認できる情報提供等記録開示システムのことです。

マイナンバー制度では、特定個人情報を照会したり、回答を行ったりする情報の授受に際して「本人の同意」は不要とされています。

マイナポータルは、行政機関が仮に不適切な情報連携を行っている場合にも、本人がそれに気づくことが出来るように設置・提供される仕組みです。

マイナポータルはいつ構築されるのか?

マイナポータルの構築は、マイナンバー法の施行後1年を目途として行われます。

マイナポータルは行政機関の間で情報の授受が行われた記録を提示する情報提供等記録開示システムとして設置されます。

マイナポータル構築の目的

マイナポータルには、次の4つの機能があります。
 1. 自己の「番号」に係る個人情報についてのアクセス記録の確認
 2. 情報保有機関が保有する自己の「番号」に係る個人情報の確認
 3. 電子申請
 4. 行政機関などからのお知らせの確認

マイナンバー法で定められたのは上記4つの機能の内、1番の【自己の「番号」に係る個人情報についてのアクセス記録の確認】の機能の一部と言われています。

その他には、
 ・ 情報連携以外の個人情報の開示・・・・・上記の2に相当
 ・ 各種情報の提供・・・・・・・・・・・・上記の4に相当
 ・ ワンストップサービス・・・・・・・・・上記の3に相当
について検討しシステムを整備する、とされていますが、時期は適時とされています。